レッドベルベットやら何やら

psychoでいきなりRedVelvetにはまってしまった大人女子のブログ

Psychoでレドベルに突然はまった話

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左からウェンディ、イェリ、アイリーン、スルギ、ジョイ

 

突然ですが…

Redvelvet好きですか?

Psycho好きですか?

 


私はPsychoのMVを見てレッドベルベットにどはまりしてしまった新規ペンです。

レッドベルベットは韓国の大手事務所SMエンタテイメントの5人組(アイリーン、スルギ、ウェンディ、ジョイ、イェリ)のガールズグループで、韓国では有名で日本でもKPOP好きな人なら当たり前に知ってるくらいは知名度があります。

2014年韓国デビューで2018年に日本でデビュー、今年はウェンディの怪我などでグループでの活動があまりできてなくしかも来年契約更新年…という中で、今はまったの?タイミング悪くない?と思われる方もいるでしょう。

しかも私はアイリーン姫より年上なのでペンの平均年齢よりかなり上です。

でもタイミングとか年齢とか気にしてられない!好きになったものは好きになったんだから!と自分に言い聞かせてます。


だって、レドベルいいんだもの。

これからもこんな風に突然好きになる大人女子、たくさんいるんじゃないかなと思うからです。

大人女子じゃなくても世界のみんなが好きになればいいのに。

そう思って、私がはまるまでと、何に魅力を感じたのかつづりますね。

 

 

・はまるまで


私はもともとコアなKPOPペンではありません。

音楽は好きでライブに行くし、ガールズグループ好きでハロプロファンでもあります。

日本に少女時代がきてたときははまってライブにいきましたが韓国の活動についてはほぼ知らず、レドベルのデビューもほぼ知らず。

日本でTWICEがブレイクしたときも遠巻きにみてましたが、ガールズグループが好きなのでオーディションの関連動画でシックスティーン(TWICEデビューをかけたサバイバル番組)をたまたま見て、そこからTWICEだけは知っているという状態が続きました。

これが2018年頃。

翌年2019年にまたもや関連動画でPDU 48にまた1年遅れでみて、そこで課題曲として使われてるKPOPの曲を通してヨジャグル全体に興味がいくようになりました。

で、課題曲のPeek A Boo(ピカブ)で、ほぼ初めてレドベルを知るのです

他にも曲はありましたが私はピカブが特に好きでMVなどを見るようになりましたね。

あ、これが美人と噂のアイリーンね、この独特な声の子がジョイ、イェリは途中加入なのか…。

それくらいよかったので去年の豊洲のファンミにいこうともちらっと思いましたがレドベル詳しくもないのになと思いやめました(本当に行けばよかった…)。

気になったのに、その時おちるまでいかなかったのが、多分ピカブの次に見たMVでなぜ体操服で踊ってるの?ロシアンルーレット笑)と思ったのと、私がKPOPになれてなくて曲ごとに髪型とメイクが変わりすぎて誰が誰なのか判別つかなかったためです。

これ初心者がファンにつながらないあるあるだと思います。

でも、なんとなく好感をもってる状態で、Psychoみてド衝撃をうけて、猛省しReveluv(レヴェルヴ、レドベルファンの呼び方)になるのです

 

・Psychoの何がよいか

https://youtu.be/uR8Mrt1IpXg
Psychoの何がよいか?


ペンの全員がPsychoが好きなわけではないでしょうが、この曲はレドベルが今まで出した曲の中で、MVとSpotifyの再生回数推移が1番です(今累計ではBadboyが一番ですが最終的には抜くでしょう)

それぐらい支持されてるので、私が語るのもおこがましいですが。


まず、曲調。

クラシックっぽい音を使いながらも、中身はあくまでもモダンなポップ。

そこがとてもおしゃれで、MVの世界観にもよくあっている。

ミステリアスな歌い出しにドキドキさせられ、Bメロのハイトーンに打ちのめされ、サビで幸せな気分にさせられる

 


次に歌詞。

作り込まれた世界観の中で、歌詞だけはシンプルに普遍的な「わたしとあなた」の特別な関係をえがいているのがいい。

他の有名なKPOP曲に比べレドベルはサビにキャッチーなフレーズを多用しない(あくまで曲全体で印象に残るように仕立てている)方ですが、この曲のサビのPsycho Psychoという歌詞は韓国語がわからなくても耳に残りやすい

ちなみに私は2番のウェンディの「かっくねげ みそじぬんのる おとっけ のけっそ(たまに微笑むあなたを見たら 私どうしようもなくなるの)」という歌詞が好きです。

恋愛ってこういうことですよね(遠い目…)。


そしMVがいい。

ゴージャスで超大作映画の予告編なような仕上がりで、映画ブラックスワンがモチーフとも言われてますね。

とにかく美しいし、女子が好きなモチーフがてんこもりでみてるだけで楽しい


色んな考察がありますが、MVで多用されてる「対比」で私が印象的だと思ったのをあげます。


黒と白

クラシックとモダン

閉鎖空間(城)と移動(車、列車)

昔と今

高貴と卑賤(貴婦人のような姿と、ショーガール、娼婦、中毒者のような姿)

秘密と暴露

1人と2人と3人と5人

恋情と憐憫

生と死

悲しみと喜び(カタルシス


色んなストーリーが想像できますよね。

 

 

・レドベルのみんながよい

 

最後に、これが一番言いたいことなんですけど。

曲とMVだけが好きならPsychoが好きな人になるはずだったんですけど、私はレドベルが好きな人になりました。

それがここなんですね。

強い曲やMVのコンセプトに負けないほど、彼女達は素晴らしい能力をもっていることに気づいたからなんです。


レドベルはコンセプトを作りこむタイプのグループです。

コンセプトのないグループはないけど、例えば「清純」や「ガールクラッシュ」コンセプトであれば、曲やMV、衣装でそれを表現しつつも、あくまでも本人は本人役ですよね。

でもレドベルはもっと徹底してストーリーを重視していて、例えばピカブではMVでピザ宅配の男の人を殺そうとする女の子達を演じていて、そこにうつるメンバーには各々の性格や個性を想像できるものはなく、あくまでもMVの登場人物としてでている

ロシアンルーレットもそう、アイスクリームケーキでも彼女達自身というより「金髪の5人の女の子達」として登場してる。


私はそういう作りこまれたコンセプトが好きな方なんですが、一方でレドベルをよく知らなかった頃はなんとなく窮屈に「演じさせられている」ような気がしてました。


でも、Psychoをみて間違っていると思った。

さきほど2番の歌詞が好きだと触れましたが、あれはそのウェンディのパートにたどりつくまでの流れで、一人一人の歌声が異なる表現をしつつ、リレーして奏でてるところ込みで好きなんです。

アイリーンのラップは強気でクール、イェリは女の子の持つかわいらしさを表現し、スルギは自分の気持ちに疑問をもつ複雑な内面をあらわし、ジョイは情熱をもって語りつなぎ、最後にウェンディが相手が好きで受け入れてしまうどうしようもなさを愛情深く語る。

 

彼女達はコンセプトをめちゃくちゃ深く理解している、理解してないとこんなことはできない

歌とダンスのプロであり、女優であり、クオリティの高いものを作り出している精鋭集団だなと思ったのです。


そう思ってからは世界が反転し、レドベルのことをもっと知りたいと調べまくって今にいたるのです。

清純をコンセプトにしなくても彼女達の内側と外側の美しさは輝いてるし、ガールクラッシュといわなくたって勝手にガールの方がクラッシュしてしまう、そんなグループ。

 

そして、彼女達はデビュー時から才能を持っていたけども、ここにいたるまで苦労を経験し、会社から与えられる様々なコンセプトに挑み消化し続けたからたどりついたのだと知りました。


なので、私はしばらく学習したレドベルの魅力について語ることにします。


また当初ははっきりと推しはいなかったのですが、数ヶ月後にウェンディにはまりまして、濃いウェンディペンになりましたので、ウェンディについて特に語ろうと思います。(事故のことは知った当初から悲しかったですが、彼女のことを日に日に好きになりなぜこんな目にあわねばならなかったのかという思いに深く支配されるようにもなりました…)


では。

(いつかこのブログを誰かが見つけてレドベルへの想いに共感してくださったり、レドベルのことを見つけてくれますように)